日本看護連盟の誕生
- 昭和34年に「日本看護連盟」が設立され、日本看護協会内に事務所が置かれ、協会長が連盟会長を兼任しました。
- 昭和35年に連盟規約が制定され、以来度々の改正が行われ現在に至っています。
日本看護連盟の目的
- 日本看護連盟は、日本看護協会の政策目標を達成するために設置された団体です。
- 陳情や嘆願の繰り返しでは看護問題の解決につながらないという理由から、看護職の代表を国政の場に送り、協会と連盟が一体となって組織的な支援をしています。
国政にたずさわった議員の主な仕事
Ⅰ 労働条件の改善に関するもの
- 給与・諸手当(特に夜勤)の改善(昭和44年・48年・平成2年・7年)
- 複数夜勤月8日以内(人事院判定)
- 給与表医療職(三)表の改定
- 看護職員の増員
- 夜勤看護職員の車送りの予算化(昭和52年)
- 看護職員宿舎の改善・整備
- 病院内保育所設置
- 労働基準法の特例廃止(勤務時間の廃止)
- 日赤看護師慰労金 給付実現
Ⅱ 看護教育の充実に関するもの
- 看護学校の増設大学
- 大学院、短大、研修センター設置など
- 特定行為研修の指定研修機関の設置
Ⅲ 法律の制定・改正に関するもの
- 育児休業法・専修学校法の二法成立(昭和50年)
- 看護師等人材確保法の制定(看護大学の急増・ナースセンターの設置など)(平成5年)
- 保健士の誕生(平成5年)
- 高齢社会対策基本法(平成7年11月)
- 専修学校卒業生の大学編入(平成10年6月)
- 配偶者からの暴力防止法(DV法)の成立(平成13年4月)
- 看護職の名称「師」で統一のための法改正(平成13年12月)
- 保健師助産師看護師法及び看護師等の人材確保の促進に関する法律の一部を改正する法律案成立(平成21年7月)
*看護師国家試験受験資格として新たに「大学において、必要な学科を修めた者」を追加した
*保健師・助産師の修業年限を6カ月から1年に延長した
*新人看護師等に対する臨床研修等の努力義務化
(人材確保法基本指針に研修を明記し、病院等の開設者に新人研修実施等の努力義務化 )
医療介護総合確保推進法の制定(平成26年6月)
*特定行為に係る看護師の研修制度の創設
*看護師等離職時届出制度の創設
*保健師・助産師の修業年限を6カ月から1年に延長した
*新人看護師等に対する臨床研修等の努力義務化
(人材確保法基本指針に研修を明記し、病院等の開設者に新人研修実施等の努力義務化 )
医療介護総合確保推進法の制定(平成26年6月)
*特定行為に係る看護師の研修制度の創設
*看護師等離職時届出制度の創設
Ⅳ 「看護の日」の制定(平成2年)
- 看護職の就業促進や看護への理解などを目的としたふれあい看護体験が始まりました